たんぼのカステラのこと
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秋田県 五城目町で生まれました
秋田県五城目町は若い世代の移住者も多く、毎日のように面白いプロジェクトが起こっている人口8000人ほどの小さな町です。
地元で生まれ育った五城目の人々は「なんにもねぇところだからなぁ...」というけれど、
みんなが愛する小さな山と綺麗な川、その水を贅沢に使った穏やかな田んぼ、ずーっと草刈りをしてるじいちゃん、畑仕事に精を出すばあちゃん、あぜ道でカエルやバッタを捕まえる子どもたち、カフェで談笑する友人知人。
この町にはたくさんの素敵なモノやコトが溢れていると感じています。 僕は食べ物を作るのが仕事なので「この日常の風景を食べてもらいたいんだよなぁ」と日々考えながら五城目町で暮らしてきました。
日常の風景が食べられるお土産があったらいいなぁという思いがこのカステラの原点です。
秋田生まれ、京都育ち、秋田にUターン
たんぼのカステラは五城目町の本間さんが大切に育てたあきたこまちを使用しています。
秋田県は大小たくさんの山と川があり、
一日の寒暖差も大きいのでお米にとっては大変育ちやすい性質があります。
夏の高温多照、冬の積雪などもあり、有機質を多く含んでいて栄養満点です。
そんな自慢のお米を、秋田県大館市の製粉加工所に持ち込み米粉にしてもらっています。「超微粉マイナス冷気粉砕法」という製法で作られた米粉は平均20ミクロン。とっても細かくなるので独特のフワフワモチモチ感が生まれるというわけです。
こだわり抜いた米粉を今度は京都に送ります。実際にカステラにしてくれるのは伏見区にある「三源庵」さんです。五城目町で、もしくは秋田県内で作れたら良いなという思いはあったのですが、
県内どころか国内を探してみても「米粉のキューブカステラ」を製造してくれるところは見当たりませんでした。そんな中で「やりましょう!」と快く引き受けてくれたのが三源庵さん。
三源庵さんのカステラは本来、多くを語らない男前で無骨なストロングスタイル。(だと勝手に思ってる) でも『たんぼのカステラ』は僕のわがままによって「よくしゃべる親しみやすい近所の兄ちゃん」的な味わい(だと勝手に思ってる)に仕上げてもらっています。
包丁で切って食べるんじゃなくて、手でちぎりながら食べるとふんわり感が損なわれず、とろけていく食感が生まれます。「たんぼのカステラ」は多くのプロフェッショナルの技術と想いの結晶なのです。
中身はもちろん。パッケージにもこだわりました
もはや、パッケージが作りたいだけだったんじゃないかと思うくらい、最初はパッケージのことしか頭にありませんでした。近所の移住仲間で「ものかたり」という絵本ショップ&ギャラリーを営んでいるデザイナーのおぐまみなこさんに相談すると「いいっすね!やりましょう!」と二つ返事で受けてくれました。
ミーティングと称した飲み会を幾度となく重ねるも、ぜーんぜん進まない「たんぼのカステラプロジェクト」を最後まで投げ出さず形にしてくれたみなこさんには感謝してもしきれません。
まだ現段階ではサンプルまでしか出来上がってないのですが、めちゃくちゃかわいいしメッセージ性も高い。想像をはるかに超えた仕上がりに感謝しかありません。五城目町の魅力が伝わってると嬉しいです。
たんぼのカステラは五城目町の本間さんが大切に育てたあきたこまちを使用しています。
秋田県は大小たくさんの山と川があり、
一日の寒暖差も大きいのでお米にとっては大変育ちやすい性質があります。
夏の高温多照、冬の積雪などもあり、有機質を多く含んでいて栄養満点です。